弱さに寄り添う眼差しと
大学の授業がちょうど一週間前に終わって、長かった3か月の学期が終わりました。週2日は働き週3日は大学に通うという生活は、忙しさに慣れている人にとっては大したものではないに違いないと思いますが、怠惰ですぐに引きこもる癖のある僕にとっては、それなりにしんどいものでした。実際、最後の方は完全に息切れしてしまっていて危なかったです。
私生活は充実していたといっていいと思います。楽しかった瞬間がいくつも思い起こされます。新緑と深青に祝福された鮮やかな5月。深夜の河辺で野菜ジュースを飲んだ静かな6月。辛いものばかり食べてお腹を壊しては笑われた暑かった7月。昨年は試験勉強もあったせいかあまり良い記憶のなかったこの季節を、素敵な思い出で一杯にすることができたことについては、とても嬉しく思っています。
一方で、職場や大学での過ごし方には総じて不満が残りました。特に向上心があるわけでもなく、与えられた課題をなあなあに処理して、つまらなさそうな顔をしていることが多かったように思います。もともとさほど熱くなるタイプの人間ではないのですが、せめて自分の関心のある領域を見つけてそこでは一生懸命になりたいなというように考えています。デタッチメントばかりではなくアタッチメントを(かれこれ5年間手を変え品を変え同じことばかり言っているような)。
くだらないことばかりが好きな人間ですが、そのくだらないものを自分なりの仕方で愛することができれば、それが人生なのかな、という気もしています。時には己の欲望に忠実に、時には己の倫理に背反し。
閑話休題で最近観ているセーラームーンcrystalなのですが、僕には妹がいるものの実はセーラームーンは漫画もアニメもさほど知りません(おジャ魔女ドレミとかは妹が見てたから僕もそこそこ知ってるんですけども)。ですが、この機会に、と思って二週間に一回の配信を少しばかり楽しみにしています。アニメを熱心に見るわけでは無いですが、一度見始めると面白いなと思ってつい見てしまうのでした。OP結構好きです。
戦闘美少女ということで。
始まりも終わりもどこかあやふやで
◆最近読んだもの(or 読んでるもの)
カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
- 作者: 渋谷直角
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- 作者: ジョン.メイナード・ケインズ,ジョン.リチャード・ヒックス,ポール・クルーグマン,山形浩生
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◆最近観たもの
◆最近飲んだもの
ビール、シャンディガフ、モヒート、白ワイン、日本酒。あとジーマ。
◆最近楽しかったこと
わからない。ニコニコ動画見たりもしてましたけど。
◆最近気付いたこと
自分が囚われているのは道徳的な問題なのかもしれない、ということ。なーんて。
◆最近つらかったこと
仕事とか卒論とかその他もろもろ。
◆最近買ったもの
仏仏辞書の入ってる電子辞書。便利。
◆GW
楽しいことがしたいなあ。いちお帰省します。
◆無いものねだりは
よくないですね
◆HOMEかあ
Nothing really matters to me?
少しご無沙汰してしまいました。知らぬ間に時間が過ぎていきます。
僕がここ数か月(大学入学来ずっと、と言ってもよいかもしれない)感じ続けてきた「漠然とした辛さ」を完全に消し去ることは不可能であるにしても、せめて問題の所在を明らかにすべく、明晰な概念を用い前提から論理的に演繹し矛盾なく構築されたある種の一貫した体系を、それが未熟なものであれ、僕が生きる「この」現実に果敢に適用し、そこから生じた結果を己の一度限りの「この」人生として受け止めなければならない、と考えるようになった。
しかしやはりあやふやな概念であてずっぽうの推論で断片的なつぶやきをすることしかできない。絶望するにはまだ早いのかしら。
Hello, Goodbye
明日から新学期が始まります。楽しみだという気持ちがないではありませんが、不安の方が大きいことは間違いありません。僕はどこまで楽天的になれるのだろう。
好きな人と「別れる」ことになってしまいました。「別れる」という表現はもう二度と会ってはいけないような気がして、あまり好きではないのですが、世間一般でいう所謂「別れる」という意味では僕たちは「別れ」てしまいました。想い出話をし始めるとキリがなく、悲しみは井戸のように深く。もっとやりようはあっただろうに、と神様。
上手く自分をコントロールしていかないといけない。易きに流れぬように。切実に、本当に。
しばらく勉強に集中出来たらいいなと思っています。
「どうでもいい」とか
孤独を紛らすための遊び道具を手放して幾度目か、一人でいるときには一人でいるときなりの静かで内省的な時間を過ごしたいとしばらくぶりに思った。寂しくなったらまた戻ってくるとだろうけど、ここ最近は自家中毒に陥っていたから、それが治るまでの間は。自分の人生は楽しい人生。
今さらだけど、それなりに信頼の置ける人が面白いと言っていたから、本棚の奥から出してきました。
久しぶりにこの文体に触れてみると、やっぱりいいなあと思いました。衒いなく、僕はこの文体が好きなのだと思います。
- 作者: フランツカフカ,Franz Kafka,丘沢静也
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これも読み始めました。
こういうのも読みました。
大学が始まったら、どういう過ごし方になるのだろう。
少年の瞳を ずっと忘れないでね
漠然とずっとずっと辛くて……というような話をしても仕方が無くて、そんなことを口にするのは周囲に対して私はあなたに甘えたいという意思表示をしているに過ぎないのであるからそんなのミットモナイと思うのだけれども、しかしながら4年前に一人暮らしを始めてから寂しさや心細さや不安や情けなさや色々とごちゃ混ぜになった感情が心に巣食ってしまっているのは否定しがたく、それを独りで抱え込んでいるのは自分にとって負荷が大きすぎるため、結局は何も具体的に辛いことはない(むしろ自分は一般的にいって様々な面で恵まれているのではないかとも思う)にも関わらず、それを発散できないとどうしても不安定になってしまって、ああダメなやつだなあとどこにも行きつかない反省をしたりする。
単に自分勝手なだけなんだろうから、言葉にするとすべて嘘っぽいな、といつもながらに思います。