ひとりごと日記帳

ひとりごと

アイニージュー

 今朝は8:00と8:10と8:25のアラーム三連弾を華麗にスルーしての寝坊で、その帰結、仕事に遅刻してしまいました。幸いさほど遅刻に五月蠅くない職場であるためしばらく立たされたりだとか反省の弁を述べたりだとかということもなく、何事もなかったかのように一日の仕事が始まったのでした。そして今日は1時間だけ残業をして、家に帰ってのんびりしています。

 

 先ほど鞄の中身を見てみたら、そこにあるはずの筆箱がありませんでした。ということは、職場に忘れたのかもしれません。でも今日は筆箱を取り出した記憶がないのです。はたして何処にいったのやら。今までの人生で幾度か筆箱をなくしてきましたが、筆箱が手元にないと妙に不安な気持ちになります。例えばスマホや財布を無くすと「嗚呼やってしまったどうしよう先ずどこに連絡をすればいいのやらああ自分の馬鹿ほんとにもう」ともっともっと強く焦燥し場合によっては恐怖すら感じますが、筆箱を無くしてもそこまでの状態には陥りません。経済的損失なんてものは一式買いなおしたところでせいぜい3000~5000円くらいのものでしょう。おニューの筆記用具が揃ってかえって気分が変わって良いかもしれない。

 

 でも、どうしてなんでしょう、この自分の分身を無くしたような心持。あくまで「ような」なので、前述のようにオオゴトではないのですけど、やはりそうはいっても、こいつがいないと僕は現実的にではなくて精神的に少し困る。安物のペンくらいしか入っていない筆箱だけど、それでもやっぱり僕の大事な一部だったんだなあと無くして初めて思いを馳せるのです。反省。

 

 ぜんっぜん知らない赤の他人と全く偶然に出くわして少し話し込んでみたい。そういう欲望が自分には常に存在していて、でもそれは決して充たされることが無い類の欲望で。よく知っている友達のこともそんなに知らないのだけど。

 

 にしても今日はお昼のトマト・スパゲッティ(大盛)がしんどかった一日でした。

 

 あなたは運命の人なのか否か。どっちなのでしょう。